〜あとがき〜

 

 本編完結したのに、番外編とはいえまたしても引っ張ってしまいました、「ONLY WISH

 時間軸は、本編が始まる直前までと、終盤の方は本編完結後すぐ、あの癌陀羅での記念祭が終った翌日あたりです。

 個人的な理由で申し訳ないのですが、黒鵺と画魔の事と、原作における蔵馬VS画魔戦を私なりに補完したかったんですね。地獄に居た頃の黒鵺の心境とかも、画魔との対話を通して書けたらいいなぁとも思いまして。それが上手くいったのかどうかは、あえてここでは触れない方向でお願いします(滝汗)(こら)

 それ以前に、黒鵺と画魔の組み合わせなんて本当にどこに需要があるんでしょうな(遠い目) とりあえず、当サイトでは子育てに苦労した繋がりのある二人です() 黒鵺は地獄に居た頃、その苦労話を画魔と花咲かせてたけど、現世に戻って以降はその相手が鈴木に変わると思います()

 

 そしてまたしても陣と凍矢の両親について触れてますが・・・・・・実際に彼らの出てくる話を書けるのはいつになるのか・・・・・・ま、まだ未定で(殴打百連発) 主な舞台が地獄でしかも画魔を出すからには、スルーしたら不自然になると思ったんです。ちなみに四強吹雪については、近い内に雑記のページで設定公開するつもりです。や、こっちは本当にあまりお待たせしないようにしますから!!(誰も待っとらんわ)

 余談ですが、陣も凍矢も一人っ子です。両親は捏造したくせに、兄弟姉妹はイメージが浮かばなかった、我ながらわけの分からない脳内妄想です・・・・・・。

 

 数々の幽白サイト様ではすでに使い古されたネタでしょうが、私も画魔の墓は首縊島にあると思います。とても見晴らしのいい所に。当サイトにおいては、その場所へ黒鵺と蔵馬に行ってほしかったんです。

 本文でも触れた通り、黒鵺が腑胴に行った時、彼はそこに陣と凍矢がきていることを知りませんでした。ハタからみれば偶然だったけど、黒鵺は二人を見つけた時に真っ先に画魔を思い出していたんです。それと黒鵺としては、あまり初対面という感覚は無かったんじゃないかと思います。閃と涼矢の似顔絵を見てたし、画魔から話を聞かされてましたからね。同時に、これも本編で書いたんですが、自分が画魔と行動を共にしていたことを陣と凍矢に話していいものか、内心ずっと悩んでました。

 ちなみに、「魔忍ってのは聡いよなぁ」と黒鵺は言ってましたが、これも画魔に転生に関する本音を見透かされた事を思い出しての事。

 また、彼は輪廻転生待機所で、死者管理用のデータバンクをハッキングした時に得た四強吹雪に関する情報を、何とか画魔に流せないものかと、正聖神党の事件が起こるギリギリまで頑張っていたのですが、輪廻待ちの死者は待機所を出られないしまして、霊界と地獄を行き来している鬼と連絡を取り合うなんて絶対不可能だったために、やむをえず断念したという裏設定があります。

 

 おまけ:トーナメント終了まで、黒鵺はとりあえず百足の空き部屋を仮住まいとしてます。が、手合わせ兼ねて六人衆邸へ行ったり大統領官邸や旧雷禅国(トーナメント参加のため、幽助が強化合宿中)、はては癌陀羅にも行ってみたり(当然、黄泉とも再会)、もちろん人間界の蔵馬の元へも遊びに行ったりと、結構あちこち渡り歩いてます。盗賊時代が各地を転々としていた根無し草生活だったために、一所に落ち着くというのが慣れてないのです()

 後に、九浄や痩傑らとも仲良くなりました。ときおり魔界の居酒屋で三人がつるんでいる姿が目撃されてるとか。

 そして未だ言い寄ってくる凱琉を、容赦なく返り討ちにしてるとか(^^;)

 

 おまけその2:この小説のタイトルは、FANATICCRISISの曲タイトルから引用させて頂きました。リリースが1998年の1月だったので、ちょうど10年前の曲です。(ちなみにカップリング曲)

 

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