〜あとがき〜
蔵馬と黒鵺が最初に出会ったとき、二人を人間年齢に換算すると蔵馬が10歳で黒鵺が15歳くらいです。蔵馬にとっては最も多感で繊細な年代を、まるごと黒鵺と共に過ごしていた事になりますね。ずっと現人神として暮らしていたから、多分、当時の蔵馬は生活能力ゼロだったと思います。着替えから髪の手入れから何から全部、女中さんがいましたからね。村の外の事なんて今まで興味すら持たないように育てられてきたものだから、見るもの聞くもの全てが新鮮だったりカルチャーショックだったりしたと思います。 ・・・・・・黒鵺は大変だっただろうなぁ(笑) 彼にしてみれば正に子育て状態も同然。まぁ、蔵馬が頭いいのは生まれつきでしょうから、大抵の事は一回教えればすぐに覚えたと思われますが。 作中で書いた「黒鵺の生い立ちと体験」についての詳細は、第二部で明かされます。しばしお待ちを・・・・・・って、こればっかだな自分(滝汗) ちなみに、愛玩奴隷がどういったものかというと・・・・・・実はあまり細かい設定がな(殴打) かつて躯が体験した玩具奴隷と、あまり変わらない境遇だと思ってください・・・・・・。
一方、燦閃玉についての新事実や、人間界に新たな登場人物も出てきましたな。 黒呼さんは個人的趣味というか・・・・・・幽助と出逢った時に、ちょっとしこりの残る別れ方になってたのが気になってたんですよね。それが解消されてたらいいなぁというか。 亜空間の結界が解除され、閻魔大王による妖怪の犯罪捏造が明かされた後、彼女とその家族も妖怪や魔界に対する考え方が変わったんじゃないかと、管理人は思ってます。少なくとも、妖気感じたらとりあえず襲え、って教育はもう撤廃してるでしょう。まだ、たまーに黒呼さんの首を狙う輩はいるかもしれないけど。 快晴と吹雪には、妖怪の友達ができてたりするといいなぁ♪
第五章では、事態が思いも寄らぬ方向へ動いていきます。今度は蛇那杜栖についての新事実が明らかになる中、意外な所から新たな疑惑が急浮上です。第一部もいよいよ・・・・・・というか、やっと後半戦に入ります(^^;) 読んでくださってるありがたい方々、本当に感謝多謝!!
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